職務経歴書など応募書類を書く
応募書類を書くための準備である、自己分析、企業・業界分析が終わったら、実際の応募書類作成に移ります。
今はWebエントリーが多いと思いますが、履歴書、職務経歴書、まれに志望動機書などの企業指定の文書を書くことになります。
履歴書
学歴欄は高卒からの記入でいいと思いますが、中学校名も書いておくと、もしかしたら採用担当者がOB・OGということもありえるので、それだけで面接に呼ん
でもらえることもありえます。
実際に、採用担当者が卒業した大学の近くの小学校出身だったので面接に呼んだという事例もあります。
職歴欄は普通に記入すればOKです。
派遣で職歴が多い場合は枠内に収まるように、やむを得ず省くか、どこどこの派遣会社に登録と書いておいて、別枠で注釈としてどんな企業に派遣されていた
か書いておけばよいでしょう。
職務経歴書
基本的に職務経歴書に書くのは職務要約、会社経歴、職務内容、自己PRです。
枚数にすると2枚、多くても3枚にまとめましょう。
冒頭の職務要約はだいたい150〜200文字です。職務内容と実績の要約を書いておきましょう。
会社経歴は資本金や従業員数、売上高など規模感がわかることを書きましょう。
職務要約で紹介したことをさらに詳しく書くのが職務内容です。
そして、最後には自己PRです。だいたい400〜500文字程度でしょうか。
志望動機書
志望動機書は募集企業から求められた場合や、どうしてもアピールしたい場合に作成します。
文章量はA4で1枚分書ければベストですが、応募する企業のことをしっかりと調べて書かないといけないので、中々書くのは難しいです。
職務経歴書に統合してしまうという方法もあります。
その場合であれば、自己PRと同じ分量で良いと思います。
職務経歴書全体の文章バランスを考えて、2枚、3枚の区切りのよいところでまとめられると良いでしょう。
自己PR書
自己PR書を書くケースというのは、企業側から指定された場合や職歴が無い既卒者・フリーターの場合です。
中途採用の求人でも、既卒者・フリーターが応募できることはよくあります。
しかし中途採用の求人なので、提出書類も履歴書・職務経歴書となるのが普通ですが、既卒者・フリーターに対しては職務経歴書の代わりに自己PR書でOKとなることがあります。
そのため、既卒者・フリーターであれば自己PR書を作成しましょう。
文章量はA4で1枚程度です。
通常書く自己PRを1枚分に引きのばす感じですが、内容が薄くならないように気をつけてください。
ハローワークや就職支援サービスで内容をチェックしてもらいましょう。